【京野菜】

皆さんこんにちは!京都支店の藤田です。
12月に入り、街はクリスマスのイルミネーションでとても綺麗ですね。
急に寒さが増してきましたが体調管理にはくれぐれもご注意下さい。

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さて、皆さんは「京野菜」といえば何を思い浮かべるでしょうか?
九条ねぎ・加茂なす・みず菜・万願寺とうがらしなど、一度は聞いたことがあると思います。
この京野菜ですが、今ではとてもメジャーでスーパーでもよく見かけるようになりました。家庭でも手軽に京野菜を楽しむことが出来ます。

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ですが、この京野菜がメジャーになったのは最近の話なのです!
京都に400年続く老舗料亭、瓢停の高橋英一社長が1986年に立ち上げた「京都料理芽生会」で、京野菜が注目されるようになりました。
その根源には、「私たち料理人がおいしくない野菜を使っていいのか」という葛藤と、伝統農法を続けていた生産者の「おいしい野菜を少しでも安く消費者に提供したい」という信念があり、両者が合致したことで京野菜が復活しました。

「京の伝統野菜」は今では18品目・37種あります。
1989年度の出荷額はほぼゼロでしたが、2007年度には12億7千万円に拡大しています。
「京野菜」がブランド化されたのは、数人の人たちの熱い想いが実った結果です。

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普段私たちが目にしている何気ない物にも、実はこんな歴史があったんだと知ることが出来ます。
少し目を留めて、いろいろな角度から物事を見ていくことも何か新しい発見がありいいかもしれませんね☆

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