みなさん、こんにちは！営業の熊木です。
日に日に寒さの増す今日この頃・・・。ついに北海道にも本格的な冬がやってきたのかなという印象ですね。
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さて、突然ですが「生産量は日本一なのにほとんど北海道では食べられていないものとは何でしょう？」
答えはいくつかあるかもしれませんが、ここでの答えは「昆布」です。
北海道では全体の95%にも上る圧倒的な生産量を誇るものの、その消費量は全都道府県中、下から数番目という下位に留まっています。
では、消費量日本一はどこでしょうか？その答えは沖縄県です。なぜ昆布が採れない沖縄県では、そんなにも多くの昆布を食べているのでしょうか？そのルーツは古くからの歴史にあるようです。
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古くより日本からは中国へ昆布を輸出しておりましたが、そのルートは北海道〜大阪〜琉球王国〜中国という流れでした。後に琉球王国は薩摩藩の侵略にあい、占領されてしまいましたが、港に「昆布座」を設けるという形で、輸出に関しては薩摩藩の管理の下、行われておりました。この時から、薩摩藩では輸出できない質の悪いものを琉球の港で下ろすようになり、本土ではお祝い事や出汁として使われることが主だった昆布が、沖縄では野菜のように、そのものを食べるようになっていったようです。
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そして、そのもう一つの理由。それは豚肉との相性の良さです！ソーキなどでも知られている通り、沖縄で肉といえばまず連想されるのは豚肉でしょう。
ここからは私のお勧めのお惣菜「クーブイリチー」（昆布の炒め物）についてご紹介します！
１、昆布は水でもどして3〜4mm幅に切る。
２、豚肉はできれば三枚肉を使い、まるごと茹でて短冊切りにする。
３、こんにゃく、かまぼこも短冊切りにする。
４、鍋に砂糖、みりん、酒、醤油を煮立てて、豚肉、こんにゃくを入れてしばらく煮て下味をつけ、汁ごと皿に取る。
５、鍋に油を入れて熱し、１の昆布を炒め、豚出汁を加えて煮る。
６、途中で４を加え、昆布が柔らかくなり、煮汁がほとんどでなくなったら塩で味を調える。仕上げにこんにゃく、かまぼこを加え、混ぜたら出来上がり！
「クーブイリチー」は僕のお勧め沖縄料理の一つです。それほど手間もかからず、簡単にできてしまうというのも魅力の１つです！是非チャレンジしてみて、良かったら感想とか教えて下さいね！
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