【デモ医者】

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皆様こんにちは。
仙台支社の三好です。
本年もよろしくお願い致します。

さて、唐突ですがタイトルの
「デモ医者」という言葉をご存知ですか?

これは、江戸時代に日本が蘭学を学び始めた時期、
つまり日本の医療がまだまだ未発達だった時代に
医者が庶民から呼ばれていた呼び名(あだ名)であり、
当時の庶民たちの医者(医療)に対する信用の低さを
表したものとも言われています。

『医療先進国』と呼ばれる現代の日本に住む
我々にとっては大変ショックな響きですよね…。

現代に残されている当時の町民が残した日記によると
「そもそも医者になる者は資質から疑う必要がある」
とあります。

つまり、医者になる者というのは
「武家の者であれば武士になれない臆病者」
「商家の者であれば読み書きそろばんが不得手な阿呆」
「農家の者であれば畑を耕さぬ怠け者」
「では、どうしよう。仕方ないから『医者ニデモ』なろう」
という考えで医者になっている。

というのです。
これはあまりにも極端な表現だと思いますが…。

しかし、当時の庶民が病にかかった時は
「祈祷・魔除け>医療」であったことは事実でした。

そもそも医薬品や医療機器は医師が求めたものではなく
一般庶民が自らを守るために
開発・改良されたとも言われています。

しかし、「デモ医者」というレッテルを張られながらも
「人を助けたい」という想いで懸命に学び、
努力を続けてきた方々がいたのも事実です。

そして、そのような方々の「想い」と「努力」が
今の日本の医療の基盤を作り上げたのかもしれません。


この歴史ある医療という場において活躍される皆様を
少しでもご支援できるよう、『転職』ならびに
『1日単位からの単発』のご支援をさせて頂きます。

今後とも宜しくお願い致します。

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