【幻想的な雰囲気を楽しみに】

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皆さんこんにちは。仙台支社の奈良です。
今年も残すところあとひと月となりました。
時の流れは早いものですね…。

今年もお力をお貸しくださり、大変感謝しております。
ありがとうございました。
来たる平成30年もどうぞメディカル・コンシェルジュをよろしくお願いいたします。

そしてどんどんと気温は下がり、寒い毎日が続きますね。宮城県内もインフルエンザの流行が本格的になりました。お身体に気を付けてお過ごし下さい。

最近秋(もう冬ですね)らしいことがしたい!と思い、ちょうど無料招待券を手に入れたので、松島の円通院で行われていた紅葉ライトアップを見に行ってきました。約3年ぶりの円通院・紅葉ライトアップだったのでわくわくしました。
そんな円通院、恥ずかしながら伊達家に縁があるのは分かっていましたが、
誰が眠っているのか分からずにいました…。少し勉強したのでご紹介します。

円通院は臨済宗妙心寺派の寺院です。少し歩いたところには国宝瑞巌寺があります。そんな円通院、伊達政宗の嫡孫(家督を継ぐ孫)光宗の霊廟として1647年に建立され開山されました。光宗公の霊廟である三慧殿(さんけいでん)は別名御霊屋(おたまや)とも呼ばれています。建物は東北地方では数少ない格式ある方三間霊間の遺構で、霊屋建築としては宮城県下最古とされる国の重要文化財です。
本堂の大悲亭は、光宗公の江戸納涼の亭として使われていた建物を父の忠宗公が解体移築したもので、禅寺らしい落ち着いた佇まいを見せています。息子の死を悼んだ、父の思い…感動します。
境内の庭には、約350年前に作られた心字の池を中心として石庭があります。庭は石庭の「雲外天地の庭」、心字の池で構成された「遠州の庭」、6000平方メートルあまりに色とりどりの薔薇(現在は薔薇が少なくなり、コケを配しています)が植え込まれた「白華峰西洋の庭」、杉林と山野草・コケで構成された「三慧殿禅林瞑想の庭」で構成されています。

こんな歴史ある円通院。紅葉ライトアップはこの時期の定番になっています。
冷え込む中15分ほど並びました。山門の前にはたいまつがあり、暖かかったです。
山門をくぐると、ライトアップされた素晴らしい紅葉が目の前に広がりました。
何とも幻想的です。たくさんの人がカメラやスマートフォンで素晴らしい紅葉や紅葉で彩られた庭園を撮影していました。私もそのひとりです。色づいた木々の葉は絨毯のようで、そしてとても鮮やかで心が奪われました。紅葉のライトアップのみと思っていましたが、岩にプロジェクションマッピングが映し出されていたり、楽器の演奏会が開かれていたり、紅葉だけでなく楽しむことが出来ました。

今年はもう終了しましたが、来年松島の円通院で紅葉ライトアップを楽しまれてはいかがでしょうか。円通院以外もライトアップされていますよ。

仙台ではもうすぐ光のページェントが始まります。こちらもとても綺麗ですよね。冬にしか見られない景色やイルミネーションを是非皆さんもお楽しみ下さい。

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