みなさまこんにちは笹村です。いよいよ大変な状況下にございますが、医療福祉に関わる皆様への感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしております。いつもありがとうございます。
先日、子と一緒にきかんしゃトーマスのプラレール動画を見ていたところ、謎のセリフ展開に度肝を抜かれました。
以下、抜粋です。元動画も面白いので時間のある方は是非。
こんにちは！ビッグトーマス
---引用 3:58頃より---
パーシーの話では
「どきどきマウンテン超えた草原で、山くらい大きなトーマスを見た」というのです。
それを聞いたトーマスは
「そんなに大きな僕が本当にいるなら是非会ってみたい」と目を輝かせました。
---引用終わり---
どういうこと？ねえ、どういう感情なの？トーマス？どうして目を輝かせるの？全然わかりません。
しかし平素、後輩の清水さんに「スタッフさんになったつもりで、クライアントになったつもりで気持ちを考えよう」と指導している私としては、このトーマスになったつもりで気持ちを考察せねばなりません。男には負けるとわかっていても戦わなければならない時がある。
というわけで、以下、私はトーマスの世界に没入してみました。この会話以降の展開も、動画になぞらえておりますのでお楽しみください。
---回想開始---
その日、私が京都支社 勝股君と一緒にサウナに入っていたところ、勝股君が急に言い出しました。
「そういえば、富士山を超えたぐらい、名古屋・新横浜間の新横浜寄りあたりで、山ぐらい大きな笹村さんを見た」
山ぐらい大きな笹村さんてどういうこと？
通常の輩の話であれば、尿検査・頭髪検査をするべき事案ですが、私の知っている勝股君は�猗詭�は多いが嘘はつかない男“です。私は平静を装ってこう言いました。
「そんなに大きいおれが本当にいるなら、是非会ってみたいね。」きらり、流れる汗で顔が光りました。
私は大きい私に一目会うために、東海道新幹線にまたがり静岡方面に向かいます。山のように大きい笹村っていったいどういうこと？こだま自由席で思案を巡らす私は、車窓からゴリラをおんぶして走る勝股君を見かけますが、情報量が多いのでいったん見なかったことにしました。その後、顔面がついた大きな岩に追いかけられるなどの小アクシデントを経て、私は無事に目的地にたどり着きました。
なんということでしょう。そこには確かに、身の丈１００ｍを超えそうな、ビッグ笹村が建立されていました。そう、それは人というよりは建物に近く、その証拠に足元はすっかり固められ、線路と直結していることもあり動きそうにはありません。
線路と直結…？もしや…？私はおそるおそるビッグ笹村に近づいてみました。するとどうでしょう、ビッグ笹村の中は巨大な空洞になっており、なんていうか、駅と言っていいのかなんなのか、中に入ることができます。
中では蒸気が発生する装置などが内蔵されており、つまりサウナみたいなものです。私は巨大な私の中で熱波が楽しめたのでした。そしてビッグ笹村にはボタンがついており、あるボタンを押すと、ビッグ笹村のメガネが回転しました。えっ？なにこの機能要る？ また別のボタン押すと「しゅっぱーつ！」「いっくぞー！」などいくつかのパターンの笹村の音声を楽しめることができます。笹村の音声というか、つまり私の音声なんですけども。こんなの録ったっけ？こいつは何なの？
熱波を浴びながら私の中で私の声を聴いているうちに「私」という概念がゲシュタルト崩壊し、いったい自分とは何なのだろうか。ビッグ笹村はどこにも行けないのにいっくぞー！とか言わされてどんな気持ちなんだろうか。俺がお前でお前が俺で。混乱は冷めやらぬまま、いいかげんもう熱いし、わけわからんしもういいと思い、ビッグ笹村を後にしました。
ビッグ笹村は、タカラトミーから7000円ぐらいで販売しているとのことでした。
---回想終わり---
ということで相手の気持ちになったところでトーマスinビッグトーマスの気持ちはまったくわかりませんでした。顔面がついた機関車の気持ちを理解しようと思った私が傲慢でした。ちなみに私はビッグトーマスは結局買わないことにしました。ハロルド（ヘリコプター）推しですし、あとでかくて邪魔そう。
ご登録の皆様におかれましても、現在日本は大変な状況下にありますが、自身の身の回りだけでなく、相手の気持ちを考えての行動を一層心がけていただければ幸いです。どうにもならないことが多いですが、どうにかなる自分の気持ちだけは明るくしていきましょう。
みなさまもおすすめの動画があれば教えていただければ幸いです。
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