皆さんこんにちは。大阪支社の森と申します。
深緑の季節に入り、もうすっかり初夏の香りが漂っていますね。
爽やかな皐月晴れが続くと気持ちがよく足取りも軽くなりますね。
さて、私が先日読んだ本の中で心に残っている
伊坂幸太郎著「死神の精度」という本をご紹介致します。
映画をご覧の方もいらっしゃるかと思いますが、
私がこの本を知ったのも映画の予告編を見たのがきっかけでした。
その後本屋でこの本を見つけたのでふと手にとってみました。
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物語は人間に扮した死神が、上司からの指示により
選出された人間に会い生死の判断を下すというものです。
死神はなぜその人間が選ばれたのか、
どういう基準で選ばれるのかは知りません。
人の死の可否を決定するただそれが仕事なのです。
その非情な目線が切なくもあります。
音楽好きで雨男の死神という設定や、死神と外界からの
目線で人間の特性を実に興味深く書いている点など
ユーモアがあり、とてもおもしろいです。
印象的なセリフをいくつかご紹介します。
「人のやることは、たいがい無駄なものだと思っている。」
「そういう下らないすれ違いは人間の得意とするところじゃないか。」等々・・・
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人は常に死と隣にあり誰でもいつかは死を向かえるものですが、
それについて人はあまり実感を持たず考えません。
「人生の儚さ」や「今」、「生きる」という事に
「人間、人生というものは不思議なものだなぁ」
と様々な事を考えさせられます。
読み終わった後は感動や共感、清清しい何とも言えない余韻が残ります。
この本に出会えて良かったと思います。
是非皆さんにも読んで頂きたい1冊です。
皆さんのお勧めの本は何ですか??
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2008.5.14
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