【心の断捨離】

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こんにちは。仙台支社の小野寺です。

寒い日が続きますが、2月9日に開幕した
平昌オリンピックは約2週間の熱い戦いを終えて、
25日を持って閉幕となりました。
仙台出身のフィギュアスケート羽生選手は調整の遅れと二大会連続金メダルへの重圧と不安を押しのけて見事に金メダル獲得!
初出場ながら銀メダルの宇野選手とともに
素晴らしい活躍となりましたね。

また、高木姉妹の活躍、女子団体のパシュート金メダルや
「そだねー」、「おやつタイム」が話題となったカーリング女子が
銅メダルを獲得するなど改めて注目された競技も多い冬のオリンピックと
なったと思います。

その中でも私が一番、関心を持ったのが個人スピードスケートで
悲願の金メダルを獲得した小平奈緒選手です。

小平選手は前回大会の2014年ソチオリンピックの同種目では5位に留まりました。
そこからスケート大国のオランダに単身留学。
高度な技術とともに、異国の地で得たのは
「戦うべきは順位ではなく、タイムや自分自身」
という考え方。
自分のベスト記録を出した上で負けたのなら仕方がないというものです。

すると30歳にしてついに覚醒。
2016年10月からは国内外の大会で24連勝と圧巻の滑りを見せます。
そして迎えた今大会…掴み取った金メダル。
様々な苦難と学びの中、異国の地で得た「心の断捨離(本人談)」が
確かな強さに繋がっていたのです。

優しすぎるとも指摘された性格を考え方の転換で、
自身の進化に繋げるとは本当に驚異的です。
結果が出なければ、他人や環境、年齢のせいにしてしまいたくもなりますが
「超えるべきは自分自身、変えるべきは自分自身。」
このことを貫けば、人はいつでも成長することができるということを
小平選手から学んだような気がします。

私自身ももうだめだ、もういいやと感じた時からのもう一歩で、
後悔のない納得のベストを出し切れるよう「心の断捨離」を
体得したいなと感じました。

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