こんにちは。
恵比寿本社の小林(美)です。
みなさんは今年のお正月はどのように過ごす予定ですか?
人ごみの初もうでや初売りも、このお正月は控えようという方も多いのではないでしょうか。
今年の年末年始はご自宅でゆっくり過ごし、お庭や家のベランダから家族や友人と初日の出を眺めるのもいいかもしれません。
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台によると、今年の東京の初日の出の時間は6時51分だそうです。
参照:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/01-topics01.html
ところでこの初日の出には、どんな意味があるかご存じですか?
初日の出は、古来より豊作の神である年神様とともに現れると考えられていました。初日の出を拝むことで、年神様に今年の豊作と幸福を祈るという意味があるのです。
初日の出を拝むという習慣は「四方拝」という天皇の元旦の儀式が始まりとされており、明治頃を境に全国に広がっていきました。
また日本でもっとも早い初日の出は小笠原諸島にある南鳥島で、もっとも遅い初日の出は沖縄県の与那国島とされています。
ちなみに初日の出と似た意味でつかわれる「ご来光」という言葉は、元旦の日の出に限定されるものではありません。
ご来光は、山の山頂などからみる日の出のことで、山が高ければ高いほどご利益があると考えられています。
東京には、港区の東京タワーや日の出橋など、初日の出をきれいに拝めるスポットがたくさんあります。
しかし初日の出は、山頂でみるご来光とは違い、どこから見ても初日の出。
新たな1年のスタートに、今年は少し早起きしてお庭やベランダ、近所の公園などから初日の出を眺めてみてはいかがでしょうか?
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