【変化】

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こんにちは、東京本社の松下です。もうすっかり春の陽気ですね。今年はあまりにも早く春が訪れている気がしますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、前回の私が書いたブログでは「最近の医療機関が求める看護師像」について書かせて頂きましたが、今回はドクターについて最近感じた事を書かせて頂こうと思います。

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私は普段お仕事を探されているドクター達とお会いする機会が多いのですが、特に現在大学病院で勤務中、空き日(研究日)を利用して非常勤先を探したい、というご希望をお持ちの若手のドクター達とお話をする機会が非常に増えてまいりました。皆さんもご存知かもしれませんが、一般的に大学病院勤務中のドクターはいわゆる大学の「医局」に在籍しており、以前であれば医局長からの紹介で民間病院での外来や当直業務などをこなす、というのがセオリーであったように思います。また医局からの命令は絶対的なものであり、医局に在籍している間は教授や医局長の指示のままに異動や地方病院への転勤も当たり前であった時代もありました(現在でもそうですが)。これは大学病院という最先端の医療機関に所属する事によって、ドクター自身も専門領域の最先端の技術を最短で習得出来る事、経験(症例数)を多く積める事など幾つかの理由がありました。その為若いうちは医局に所属し、行きたくもない地方への転勤にも我慢をしなくてはならない、「ま、しょうがないか・・。」という感覚ではなかったでしょうか。

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ところが最近お会いする若手のドクター達は(勿論全員ではありませんが)、以前ほど医局や大学への帰属意識が強くなく、なかには「非常勤先位は医局と関係のないところで働きたい」「将来を考えて今のうちにもっと違う環境で働きたい」「大学に残る以外の選択肢も考えたい」という希望を持ったドクターが多く現れてきました。こういう意識の変化には様々な理由があるのでしょうが、一言で言ってしまえば「時代の変化」という事になるのでしょうか。近年改革された「研修医制度」により、若いドクター達の進路の選択肢が増えた事、それに伴うドクター自身の権利意識が向上された事、我々患者側の医療知識が増加した事(医療に対するニーズの変化)、などが上げられると思います。ドクター達と我々患者側の価値観が近づき、同時に距離も近づける事が出来れば言う事ありませんが、しかしその反面、社会がドクター達に求める技術、知識、責任等々、それらの事も非常にレベルアップして来ているように感じます。命を預かる仕事ですから仕方ないのでしょうが。

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前置きが長くなりましたが当社ではドクターの皆様向けのお仕事も多く取り揃えております。就職から単発のアルバイトまで、ドクターのニーズに可能な限りお応え出来るよう日々努力しております。ドクターの皆様、ぜひご連絡をお待ちしております!

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