【動物療法】

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皆様こんにちは 浜本です。
すっかり春らしい気候になってきましたね。

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先日、公園付近を通りかかったら、小さな犬を連れたおじいさんが気持ち良さそうにベンチで休憩をしていらっしゃいました。
そのとてもほのぼのした様子を見ていて、以前読んだアニマルセラピーについての記事を思い出しました。

(ちなみに、アニマルセラピーという言葉は和製英語で、「動物による癒し」の意味合いが強く、医療の現場で動物を介在させる補助療法(動物介在療法)の正式な呼び方ではないそうです。)

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人が動物と生活する・触れ合うことは、責任感や自尊心、安堵感をもたらし、孤独感を癒しストレスの緩衝作用があると言われています。
ストレスの軽減だけでなく、動物とふれあう (特に犬の場合散歩など) ことで、日常の動作・運動の機会が増え、動物に話しかけることで発声の機会も増えるなど、身体的にも良い効果が生まれます。
また、動物が人との交流の潤滑油となり、社会性の改善にも役立つと言われています。
確かに、ペット連れの方が話しかけられやすい気がしますね。

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私も子供の頃から鳥・犬・猫と、生き物がいる生活の方が長く、色々な時期に色々な場面で、精神的にもずいぶん助けられてきました。

作家の佐野洋子さんがエッセイで
“泣いた息子が飼い猫の背中で涙を拭うのを見て、猫を飼っていて本当に良かったと思った”
という内容のことを書いていらっしゃいましたが、自分の経験からも深く共感できます。

今、家には猫が一匹おりますが、一人っ子の私の娘にとっても、「飼い猫」以上の大きな存在となってくれている気がします。


動物嫌いの方にはお勧めできませんが、「最近ストレスが溜まっている」とお感じの方は、ゆっくり動物と触れ合ってみるのはいかがでしょうか。

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