【シッコ】

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皆様、こんにちは!東京本社で営業を担当しております五十嵐です。

明日から3連休になりますが、みなさまは休日をどのように過ごされていらっしゃいますか??
私はよく映画を見に行きます。

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最近気になっている映画はマイケル・ムーア監督の『シッコ SiCKO』です!

この映画はアメリカの医療保険制度の問題点を取り上げています。アメリカの医療保険は公的なものは高齢者・障害者などが入るものと低所得者が入るものの2種類しかありません。これらの保険の対象者ではない人は民間の保険会社が販売する医療保険に加入しています。そのためアメリカでは保険未加入者が現在4,700万人おります。

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しかし、このシッコという映画は保険未加入者の問題を取り上げたのではなく、保険加入者が直面している問題に焦点を当てています。保険に加入している人の大半はHMOというシステムの保険に加入しています。HMOは保険会社が雇用・契約している医師が保険加入者の診断を行うため、適切な医療が受けられない問題や保険金未払いの問題が多く発生しています。

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またアメリカの医療保険制度を問題にしている映画は他にもあり、デンゼル・ワシントン主演の「ジョンQ」です。この映画はデンゼル・ワシントンが演じるジョンが加入している保険が知らない間に変更させられており、子供が治療を受けられなくなってしまうというストーリーです。

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この様にいろいろな場面で取り上げられている問題ですが、国民皆保険が当たり前の日本ではビックリする現状です。
医療を取り巻く環境やそれに伴う問題点は国ごとにも大きく違っています。因みにアメリカの病院のなかには株式会社が運営しチェーン展開をしている病院もあります!!!

皆様も興味がございましたら是非この映画をご覧になっていただければと思います。
http://sicko.gyao.jp/

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